皆様、こんばんは。
1か月のご無沙汰です。
今年の夏は自宅にこもって勉強の日々です。
コロナ禍の影響で大学でのスクーリングがほぼほぼ中止になり、オンラインで授業を受けています。
その授業の影響もあり、本を読みまくっています。
今日はその本を紹介させていただきます。
ちょうど今週のお題「読書感想文」だし。
目次
8月に入ってすぐのオンライン授業が「川端康成について」でした。
こういった文芸書は妹の旦那様が必ず持っているのですが、残念ながらGWの自粛期間中に「捨て活」をして、かなり処分したとのことでした。
近所の小さな図書館に行ってもおいていなかったので、結局Amazonで購入しました。
まずは代表作『伊豆の踊子』。小学生の時に読んだのが最初です。美しい情景が浮かぶようで素敵だなと思いました。
でも授業で学んでみて、小学生の私が描いていたよりもっと深いことがわかりました。
川端康成の私小説であり、川端が生涯持ち続けたコンプレックスが物語の中軸でもありました。
そしてまさか最後の美しい場面にBLの伏線があったとは!
この中に『禽獣』という作品があります。課題にもなっていた作品なので読みましたが、正直愛猫家の私にはあまりに辛い作品でした。
読んだ日の夜はフラッシュバックが起こり、軽く過呼吸にもなりました。
覚悟のない方は読まない方がいいと思います。
ただその後内容について授業で考察してからは、見方が変わりました。
『掌の小説』
『掌の小説』は短編集です。どれもとても短い。
十代でこれほどの作品を描けるのは、天才としかいいようがないです。
共感できない作品ももちろんあります。
『古都』
『古都』についてはもうひとつのブログ 暮らしと勉強 Bettyのブログで詳しく述べさせていただきました。
www.betty0918.biz
今回いくつか読んだ川端康成の小説の中で1番ホッとする作品でした。
『眠れないほどおもしろいやばい文豪』
川端康成の性格や人格を勉強するにつれて、イメージは崩れ少々疲れてきたので、箸休めに購入した『眠れないほどおもしろいやばい文豪』
文句なくおもしろかったです(笑)
この本によると川端康成は『伊豆の踊子』を描くために泊まっていた旅館での宿賃を踏み倒したそうです😓
昔の文豪ってお金持ちのお坊ちゃんで、しかしその枠に収まりきれなかった…といった感じの人が多かったのかな?
歴史学を知るための本
レポートのために2冊購入しました。安くなかったけど(笑)
『建国神話の社会史』
小さな頃に読んだ神話。
天照大神が乱暴者の弟に手をやき天の岩屋戸の中に隠れちゃったとか、その天照大神の孫?が地上に降りて日本を統治し始めたとか。
だから日本は神の国なんだよ!
そう信じていた。
子供はもちろん大人も。
その結果、日本はどうなったか。
ちょうど安倍政権が終わろうとしている時にこの本を読み、大変考えさせられました。
面白かったです。
お薦めです。
歴史学は何のために学ぶのか。
誤った歴史を繰り返さないために?
歴史研究がなければ、歴史が原因の国民間ないし民族間の対立や葛藤は、政治家やメディア関係者も予防ないし解決に向けた仕事ができない。
歴史学の訓練を積むことは他者理解の能力を伸長させる。
私には少し難しい内容でしたが、読む価値はあります。
介護に関する本『まいにちが、あっけらかん』
妹が買ってくれた。
中身は半分が漫画です。
あっという間に読めます。
おもしろいけど、「だから何?」って気持ちになっちゃった私には、この本で自分を浄化させることはできなかった(笑)
電動ベッドを購入して嬉しくなったお姑さんは、マンション内にある自動販売機でジュースを買おうとして転んでしまった。怒った作者におばあさんは言った。「電動ベッドのお礼にジュースを買ってあげようと思って。」
・・・泣けた。
でも自分の母が同じことをしたら「余計なことしないで!」って私は怒ると思う(笑)
自己啓発のための本『小さな習慣』
私が尊敬するブロガーさんが紹介してくれた本です。
買ったばかりで、ましてやレポート提出に追われて、まだ全部は読めていません。
でもこの『小さな習慣』の最初に書かれていること。
この本を毎日最低2ページ(以上)ずつ、最後まで読んでください。
これはしっかり守っています。
この本については、いつかきっちりと紹介させてください。
読まなければならない本
以上、私が8月に読んだ本の紹介でした。
まだ読まなければならない本が3冊たまってます。
ドラマ観てハマった『竜の道』上下巻と続編、合計3冊。
読み終わる頃にはドラマも終わってると思います😅
今日の夜も『私の家政夫ナギサさん』と2本立てで楽しみだ~。