母は1か月に1度、お医者さんに行って、認知症や血圧の薬をいただいています。
昨日は、その1か月に1度の日でした。
かかりつけのお医者さんは駅前ビルの3階にあります。
エレベーターがついているので、母はいつもそのエレベーターを利用しています。
ところが、なんと!
昨日そのエレベーターに「ただいま調整中」のプレートがかかっていたのです。
ガ~ン・・・
母はエレベーターでないと、3階まで行けません。
「また別の日に来ようか。」と呆然とエレベーターを眺めている私に、母が言います。
お薬はまだあるけど。
でも、25分もかけてここまで歩いてきたのに、帰るのも大変。
帰るのにも25分かかる。
(ちなみにウチから駅前のお医者さんまで、私の足だと10分。ウチのマンションのチラシだと『駅まで徒歩7分』と載っています。母の足だと25分かかるのですよ😅)
「おかあさん、がんばって、ゆっくりゆっくり階段昇ろうよ。」と私は決意しました。
でも甘かった。
10段ほど昇ったところで、母は「ふぅ・・・」と立ち止まり、「もうだめだわ。」と言います。
私は私で、母のシルバーカーを抱えて母を支えながら昇っているので、汗だくです。
そこへ!
隣りの薬局のお姉さんがたまたま通りかかり、「大丈夫ですか!?」と声をかけてくださりました。
「大丈夫です。なんとかしますから。」と答えたものの私はもう途方に暮れていました。
お姉さんは2階の床屋さんに行って、「すみません!助けてください。おばあちゃんが大変なんです。」と助っ人を頼んでくれたのです。
そこへ現れたのは、体格の良い床屋のスタッフさん。
「さぁ、どうぞ!おんぶしますよ!」とおっしゃって、かがみこんでくれたのです。
母は全く躊躇することなく、そのお兄さんにおぶられました。
私にはその姿が、松坂慶子さんをおんぶする鈴木亮平さんに見えました✨(by西郷どん)
いや、母は松坂慶子さんとは似ても似つかないですが。
あっという間に3階まで着きました。
母は鈴木亮平さんの背中からなかなかおりようとせずしがみついていました(笑)
「おかあさん、いつまで背中にいるのよ、さぁ、降りて」
鈴木亮平さんは笑顔で「お帰りの際もお声をかけてください。」とおっしゃってくださいました。
1時間後。帰りは、エレベーターの調整も終わったらしく、普通に動いてくれました。
近々、床屋さんに行って御礼を言おう。
ありがとう、優しく素敵な床屋さん。
世の中、こんなにも優しい。
優しくされた分、私も誰かに優しくしなくては。
お医者さんの帰りにスーパーでチョコレートを買おうとしたら売り切れていました。
hiro-beans-attack-no1.hatenablog.com
昨日の朝、「あさイチ」で基礎代謝のアップについて特集していたのです。
その代謝アップには肝臓のケアが大切。それにはポリフェノールの摂取が必要だといっていました。
で、ポリフェノール摂取のためにチョコレートを食べるのがいいというのです。
もちろん甘いチョコレートではなく、高カカオのチョコレート。
これを1日25グラム食べ続けるといいそうです。
25グラムというと小さな1かけを5個分。
1度に食べるのではなく、1日をかけて、朝昼晩と食べるのが効果的だとか。
夏に観たテレビでもやっていたので、今母は必ずチョコレート食べてます。
まだ買い置きはあるけど、もうひとつ買っておこうと思い、72%カカオが売り切れだったので、86%を買いました。
86%なら、まだ食べられる。ちょっと苦いけど。
それにしても、テレビの影響ってすごい。
朝の番組なら、なおさら影響力ある。
テレビ観て、すぐに買い物行くからね(笑)