Bettyの備忘録

音楽備忘録と日々の出来事

いよいよ、実家の断捨離に手をつけてみた

朝9時、90歳の母がディケアサービスに出かけた。

チャンスだ!断捨離決行!

母がいては、断捨離が進まないのだ。

「これ捨てていい?」「そのままにしておいて。」という会話が続くのみ。

でもこの母の家である3LDKのマンションを片づけないことには、来週来る私の荷物を収納する場所がない。

やるぞ!!!・・・といっても、この昭和臭いっぱいのマンション、とても1日で終わる状態ではないのだけど💦

 

新・片づけ術「断捨離」

新・片づけ術「断捨離」

 

 

まずは、押入れの中、棚の引き出しから・・・

90歳。認知の傾向もある母。環境を急に変えるのはよくない。環境の急激な変化で認知が進む恐れがあるからだ。

環境の変化というのは、引っ越しという大掛かりなものだけでなく、部屋の模様替えというだけでも、90歳の心と頭にはストレスなのだ。

友人の伯母さんは90歳までキッチンに立って、ガスコンロでご飯支度も自分でして、独り暮らしをしていたのだが、安全面を考えて息子さんがガスコンロをIHコンロに変えただけで、あっという間に認知症になってしまった。

なので、母の目につかない場所から手をつけよう。

 

モノが減ると、家事も減る 家事の断捨離

モノが減ると、家事も減る 家事の断捨離

 

 

出てくる、出てくる・・・レトロな品々

棚の扉を開けた瞬間飛び込んできたのは・・・

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これと同じ壺が3つも出てきたのだ!

中身は?お金だったらいいなぁ~と期待する私。

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「2000年」とのメモがついている。あ、やっぱり梅干しね。17年前の梅干し・・・

昔は母手作りの梅干し以外食べたことなかったな。

今のお気に入りは、甘めの塩分控えめ。

 

 

で、押入れの中にはこんな布団が何組もある。

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このモダンな柄。戦後まもなく結核で亡くなった母の姉の着物で作った掛布団。

私の好きな柄ではあるけど、穴があちこちにあき、綿がとび出ている。

母はなんでも作る人だった。母だけではなく、昭和に主婦をしていたこの世代なら当たり前のことだったのかもしれないが。

洋裁も和裁も編み物も・・・

その材料が山のように衣装ケースに詰め込んである。

真新しい毛糸から、古いセーターをほどいてお湯でふっくらさせて玉にした古毛糸まで。

おまけにこんなレトロな本がでてきた!

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え?え?え?

この昭和丸出しの画像は?

いえ、昭和といっても高度成長期やバブル時代だってあります。この写真はまるで戦後でしょ!!!

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昨年やっていたNHKの「とと姉ちゃん」を思い出すなぁ。

雑誌暮しの手帖を創刊した大橋鎭子さんをモデルにしたドラマです。

そのドラマにはこんな写真を掲載された昭和の雑誌が何度も登場したっけ・・・

 

暮しの手帖 4世紀88号

暮しの手帖 4世紀88号

 

亡くなった父を思い出す名品

これは、捨てるのがちょっと辛かったけど。

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私たちを嬉しそうに撮影していた父を思い出す。

富士カメラにコニカカメラ。

そういえば、「コニカミノルタスマートフォンスマホ)のアプリと連携して体臭を測定できる装置を開発し、先行販売を始めたと発表した。3種類の臭いをかぎ分けて、スマホで結果をすぐに確認できる。臭いをかぎ分けてレベル付けできる技術は世界初。」なんてニュースがあったな。ちょっと興味ある。

いかん、いかん、本題に戻らなきゃ。

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そしてオリンパス

ハーフサイズ・システム一眼レフ、オリンパスペンFは、昭和38年(1963年)に登場。高速化と耐久性を両立させたロータリーシャッターは、技術者たちの多大な努力と苦心で完成した。

私が今使っているデジカメはSONY。昨年の誕生日にカメラ好きの二女がプレゼントしてくれた。

 

 

まだまだ続く断捨離

思い出に浸っていると断捨離は進まない(笑)

これでもか、これでもか・・・と昭和の品々を保存してあるこの3LDK。

私の父は転勤族だったから、何度かの引っ越しを経て、最後は6Kの戸建ての家を処分して今のマンションが終の棲家になった。そのたびに不用品は処分してきたんだろうけど、それでもこれだけの物が溢れている。

母はディケアサービスから夕方4時には帰宅する。

心を鬼にして進めないと!

 

人生がときめく片づけの魔法

人生がときめく片づけの魔法

 

引っ越しって、一生にそう何度もあるものではない。それにしても数々の失態をやらかした。

引っ越しが決まったのは3月でした。

4月前半で職場も退職し、引っ越しに向かって、準備を着々と進める意気込みでした。

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引っ越しは7月。 時間はたっぷりあるけど、手際よくチャッチャと段取りしなくちゃ。 自称「主人をアテにしない主婦」である私は、そう決意したのです。 

 

まずは業者選び

ネットで調べたり、チラシをとっておいたり、引っ越し業者さんをいくつかピックアップしました。

ちょうど春の引っ越しシーズンでしたから、3月にはチラシがよく目にとまりました。

「見積もり無料!」

このフレーズに弱い(笑)

で、早速何社さんか来ていただきました。

今回の我が家の引っ越しは、廃棄処分する物が多いことが特徴です。

何しろ戸建てからマンションへの引っ越しです。しかも母と同居。

5人家族で住んでいた築26年の我が家。今では私の独居生活。

冷蔵庫などの家電製品はほとんど処分。

そして細かい雑貨類をたくさんたくさん捨てなくてはなりません。

ダンボール何箱になるか見当もつかないほどの量です。

というわけで、「あ、うちは廃棄処分はやってないんですよ。」という引っ越し業者は、残念ながら除外です。

廃棄処分、すごくお金かかります。

よく年老いた親が亡くなった後、実家の家財道具一式処分しようとして業者に頼んだら100万円かかったって話を聞くじゃないですか。

我が家はそこまでではないけれど、見積もりはそれなりの金額になりました。

見積もりに来てくださった担当の方、みなさん親切だったんですけど、やはり運搬費用廃棄処分料あわせて一番安かった業者さんに決めました。

それがヤマト運輸さんでした。

 

日程まちがえた!

何しろヤマトさんと日程決めたのは、4月。引っ越しは7月。

その間3か月です。

記憶がだんだん薄らいでいくのです。

おまけに、「日程?う~ん、この日にしようかな。」なんて感覚で決めてたものですから、後でどんな支障が出るかなんて考えてなかったのです。

たくさんのダンボールを5月半ばに持ってきてくださったのですが、引っ越しは7月ですから、のんびり荷造りしよ~と考えていました。

で、6月の最終日にヤマトさんから電話がありました。

「廃棄処分にこれから向かいます。」

え?え?聞いてないけど?

で、慌てて見積書見たら、書いてあった!

「廃棄処分は6月30日。冷蔵庫と洗濯機のみ引っ越し当日。」

言い訳だけど、担当さん手書きの字は汚くてよく見ないと読めなかった(笑)でもそんなの理由にならない。そう、打ち合わせの日に口頭でおっしゃったのです。「廃棄処分するもの多いので、引っ越し当日ではなく別の日にしましょう」

忘れてました~というか、すっかり記憶に残ってませんでした~

その時点で、廃棄処分する物はまだ整理してません💦

「すみません、すみません。廃棄処分も引っ越し当日に変更してください💦」

え、え、え~

・・・というヤマトの担当さんの心の声が私に聞こえたような???💦

でも、その時は「ちょっとまた連絡しますね(´;ω;`)」という回答でしたが、その数時間後メッセージに入っていたのです。

「廃棄処分は引っ越し当日で大丈夫です。」

ヤマトさ~ん❤ありがとう❤

 

支払いを忘れていた!

さて、荷造りもほぼ終わり、引っ越し当日まで用事があって長女の家に行ったりと、我が家を10日間も留守にしていた私にヤマトの担当さんからメッセージが入りました。

「引っ越しまであと2日しかないんだから、さっさと引っ越し費用の支払いしてよ!」みたいな内容を丁寧語で書かれていました。

「え?支払いは当日でいいんじゃないの?長女の引っ越しの時はそうだったよ?」

だからぁ~、今回は額も大きいから、前日までにやってねって言ったじゃん!・・・みたいなことを丁寧語で言われました。

そんな気もしてきた・・・そう言われたような気がしてきた・・・

引っ越し前日には我が家に戻ったので、見積書にのっていたQRコードからちゃんとクレジット決済できました。

ギリギリになっちゃったけど、よかったぁ。

 

とにかく親切だったヤマトのお兄さん方

他にも私はいろいろ不手際があったのですが、今回の引っ越しで思ったこと。

それは、ヤマト運輸さんの担当の方をはじめ、みなさんとても親切だったこと。

ダンボールを持ってきてくださったお兄さん、廃棄処分のお兄さん、引っ越し当日の荷物搬出してくださったお兄さん・・・ひとりとして例外なく優しく親切でした。

私の失態に嫌な顔ひとつせず処理してくださった担当のお兄さんにはとにかく感謝です。

思えば、1年前の春の二女の引っ越しも3か月前の長女の引っ越しもヤマト運輸さんでした。

今回の業者選びのポイントは廃棄処分と金額でしたが、ヤマト運輸さんにお願いして本当に良かったと思っています。

 

引っ越しはまだ終わってない

あとまだ荷物搬入が残っているのです。

それは来週。どうかスムーズに終わりますように!

 

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お餞別にとたくさんの友人から、私の好きそうな雑貨をいただきました。

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暑い夏にぴったりの涼し気なスカーフ、すぐに役にたちそう!

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みんな私の好みをよく知ってくれてる❤

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大切にします。

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みんなの優しさ、ずっと心に刻んでおきます。

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ストリックスデザイン カウンタークロス 100枚入 ピンク
 

庭付き戸建ての4LDK+Sから3LDKのマンションへの引っ越し

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新居にたどり着いたのは、23時50分でした・・・

引っ越しそのものは、ヤマトのお兄さんが本当によくやってくださって、私は時々「あ、それは捨ててください。」とか「これも持っていきますから。」と口を挟む程度で、あとは最後のお別れに来てくださった友人たちとずっとしゃべっていただけでした。

 

朝ごはんを用意してくれた友人、昼ごはんを持ってきてくれた友人、夕ごはんを買ってきてくれた友人。

みなさんのご親切、心から感謝します。

 

その他、「向こうに着いたら食べてね。」とお菓子を持ってきてくれた友人も。

 

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そして「東京のお土産ね。」と、くれたのは・・・

 

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で、「これ、すごく使いやすいのよ。」と、出発ギリギリにお餞別を届けてくれた友人もいました。

 

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最後は、1番仲のよかった友人たちと3人で軽くピザ食べて、旅立ちました。

みんなの優しさ、決して忘れません。

 

引っ越しを機に断捨離を決意!

引っ越しをすることになるかも・・・と思ったのが、1月。決定的になったのが3月。

仕事を辞めたのが4月。で、7月に引っ越し。

時間はたっぷりあったわけです。

もともと5人家族の我が家。

26年住んでた4LDK+Sの家には物が溢れていました。

3人の子供たちのビデオ(VHS)、アルバム、作品。

長続きしなかった主人のスノーボード、ゴルフ道具。

私のしつけ糸がかかったままの着物、流行おくれの山のような服。

主人が単身赴任になり、3人の子供たちが社会人になり家を出て行き、最後には私ひとりが残りました。

子供たちは新生活をするにあたって、新しい物はあまり買わずに、家にある家具や食器を持って行ってくれたので、私の独り暮らしはけっこうシンプルでした。

それでも長年にわたって溜まっていた物は、これでもかこれでもかと出てくるのです。

 

リサイクルショップ、友人に譲る、捨てる

10年以上使っていた冷蔵庫と洗濯機、電子レンジは捨てます。冷蔵庫と洗濯機はリサイクル券必要です。

結婚以来、33年にわたり使用していたベット、タンスも処分。すべてヤマトさんが手配してくださいました。

これまた33年使用していた食器棚は本棚として使えそうなので、新居であるマンションに持っていくことにして、あとお気に入りのダイニングテーブルも新居で引き続き使用。テレビとビデオデッキは主人が単身赴任先で使うことにしました。

大きな物はこうやってサクサクと片付きました。

問題は、服、CD、本、その他もろもろ、たくさんたくさん。

リサイクルショップに何度通ったことか。

私はインテリア雑貨が好きでいろいろ集めていたのですが、それらは娘たちが独り暮らしを始める時にかなり持っていきましたし、友人たちももらってくれました。

 

最後は「え~い、とりあえず新居に持っていって、それから考えよう。」

新居は3LDKのマンションで、90歳の母と二人暮らし。

私に与えられたのは6畳ひと部屋。

持ってきた物が入るスペースがどこにある?

荷物が届くのは来週。

それからまた考えましょう。

・・・って、まず母の荷物を整理しないと!!!

 

引っ越し・・・あ、我が家ってこんなに広かったんだ

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朝4時半に目が覚めて、落ち着かない1日の始まりでした。

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9時から始まった引っ越し。

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ヤマトさんの手際の良さに感心。

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あっという間に何もなくなりました。

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新生活の始まりです。

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ブログもはてなブログさんにお引っ越し。

どうぞよろしくお願いいたします。

 

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