BSトゥエルビで再放送されている、NHK朝ドラ『カーネーション』を毎週月曜日の夜に観ているのだが、物語や出演者の演技もさることながら、劇中歌が素晴らしいのだ。
その中でもメインテーマの心に浸みることといったら!
主人公の糸子の思いが投影されているかのように、その旋律がぴったりハマる。
担当の佐藤直紀氏は、映像音楽を手掛けるベテラン作曲家で、今年の大河ドラマ『青天を衝け』も担当していらっしゃる。
『カーネーション』は大正時代のイメージをだすために、電子楽器を使用していたそうで。
映像音楽について映像に合っているものや感情移入しやすいものであることを第一に優先すべきと考えていらっしゃり、作曲においては自身の音楽性を主張するよりも監督やプロデューサーの意向に添うものを提供することを重視していらっしゃるそうだ。
もう10年も前のドラマなのに、サウンドトラックがほしいとさえ思えるほどにハマっている。