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みなさまのブログでも桜が満開ですね!

本日も当ブログにお越しいただきありがとうございます。

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昨日は東大や京大も卒業式。

旅立ちの季節です。

 

北海道の友人から「新聞に載ってた記事なんだけど。泣けたよ。」と画像が送られてきました。

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北海道新聞の今日の朝刊です。

 

投稿者は札幌在住の75歳の方。

内容はこんな感じです。

「電話で『あした、家を出ます。いろいろ、世話になったね。ありがとう。』と97歳の母に言われた。

母は31年、弟夫婦と仲良く同居しており、このままずっと過ごすのだろうと思っていた。でも母の心身の衰え、弟の入院などがありこのたび施設に入ることになった。樺太からの引き上げなど大正、昭和、平成と懸命に生きてきた。この年まで生きてくれたことに感謝。」

 

97歳のお母さんか・・・。

投稿者の方は75歳。その弟さん夫婦が介護していたということですが、たぶん弟さん夫婦も70代ですね。

施設への入居。

当然だと思います。

70代が90代を介護するって、老老介護です。

私は50代で、母が92歳だから、介護の年齢としては恵まれていると思います。

子育てが終わり、まだ自分に体力気力がある50~60代が介護にはちょうどいいのです。

 

以前、孫の男性がおばあちゃんを施設に入居させるにあたっての苦悩のブログ(はてなダイアリー)を紹介したことがありました。

hiro-beans-attack-no1.hatenablog.com

 

亡くなるその日まで、自宅で過ごすことができたら幸せかもしれない。

私の祖父は明治生まれで、太平洋戦争にも出兵しました。

昭和の高度成長期に脳卒中で(たぶん。私は幼かったから病名をよく覚えていません。『中風』と聞かされていました。)寝たきりの身体となり、長いこと、本当に長いこと、13年もの間、祖母(息子夫婦と同居していたので、3人で)が世話をしていたのです。

同居していた息子夫婦(私の叔父と叔母)は、ふたりとも公務員の共働きで、兼業農家ですから、休みの日は畑もやっていました。

今のように紙パンツもない。

介護ベッドもなく、畳の上で寝ていました。

車椅子もなかったな。

リハビリなんてシステムもなかったし。

今なら、おじいちゃん、間違いなく施設でしたよね。

最後のその日まで、祖父は10畳の部屋から出ることはなかった。

ずっと自宅で、妻である祖母と息子夫婦と孫と暮らしてました。

 

母が通うディケアサービスは、老健ですから、長期間暮らすことはできないのですが、とてもきれいで、スタッフさんもいつも笑顔。

帰宅時には、母とスタッフさんが明るく声を出して歌いながら歩いていたりします(笑)母の声は大きいからマンションの廊下で歌っていたら、めっちゃ響く(^^;

私が見る限りでは、スタッフさんの人数も十分に足りているように思います。

今、施設は、昔よりずっと居心地が良いと感じるのですが。

・・・でも世の中には悲しい事件も起きているけど。

友人の息子さんが勤務する施設では、パートさんの退職が後を絶たないとか。

もっとスタッフさんの待遇が良くなれば、施設はもっと良くなるはず。

 

どうか、良い政治で税金がそういった方面に正しく使っていただけますように。

来月の選挙、慎重に考えて投票したいと思います。

 

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

みなさまに素敵な春が訪れますように。