先月は、本を3冊購入しました。
3冊というのがポイント。
私は史学を学ぶ通信大学生であり、Amazonでは学生にいろいろ特典があって、本を3冊まとめて購入すると、ポイント還元が10%あるのです。
あちこちのブログで本のレビューなどが記されています。
ブロガーの皆さん、とてもセンスが良くて、ブログを拝読させていただいていると、読みたくなる本が盛りだくさん。
1月に購入したのは、下記に紹介する3冊です。
いずれもブログ発信からの購入です。
目次
インスタ映えする戦国時代
大河ドラマ『麒麟がくる』を毎週視聴していますが、その明智光秀の時代にSNSがあったら・・・という発想でのオモシロ歴史本です。
紹介してくださったのはいもようかん (id:imoyoukantan)さんです。
私が気に入ったのは、上杉謙信が武田信玄に送った塩を紹介するAmazonのページとか。
スタンプだけ送信して、信長のメッセージを既読スルーするお市の方とか。
秀吉からの連投メッセージを既読スルーした挙句に、秀吉のLINEをブロックした千利休なんて、もう声だして大笑いしてしまいました。
そこそこ大河ドラマを視聴している私の長女も「面白い!」と爆笑していました。
この本で爆笑するには、ごくごく簡単な日本史の裏話などを知っていないと難しいかもしれません。
学生さんは、小学校中学校の教科書だけの知識では「これどうゆう意味???」となる可能性ありです。
そこから、史実を調べようとする気が起こればめっけもんですね。日本史好きになるかも。
日本史があまり詳しくない人でも「戦国時代」、いわゆる織豊政権ならとっかかりやすいです。
この本を片手にNHK『麒麟がくる』を視聴するのもよいですね。
なぜ「回想療法」が認知症に効くのか
次に紹介させていただくのは、私同様、日々介護に取り組んでいるチャーコ (id:harienikki)さんご紹介の介護法「回想療法」を詳しく解説してある『なぜ「回想療法」が認知症に効くのか』です。
昔の写真をながめて、とても嬉しそうに記憶をたどる93歳の母を見ていると、「回想療法」は確かに悪くないかも・・・と思っています。
介護にはまだまだ未知の世界がたくさんあって、100人いれば100の介護法があるとは思いますが、この「回想療法」には共感できました。
少なくともユマニチュードという介護法は、私にはハードルが高すぎました。
たまに来て高齢者の世話をされていらっしゃ方ならユマニチュードを意識するのも良いかもしれませんが、毎日の世話でユマニチュードは難しいと思います。
「回想療法」は写真を見たり、懐かしい歌を歌ったりと、自分も楽しんで取り組めそうです。
母にとっての思い出は、自分が子育てをしていた頃ではなく、母自身が子供だった頃の名古屋での暮らし。
白黒写真を見て母の話を引き出していきます。それが認知症の抑制につながるといいな。
家事のしすぎが日本を滅ぼす
その「回想療法」に使った昔の写真。
今は、ミニマムな生活を目指している方が多く、たくさんの不要品を処分しているブログをよく見かけます。私もそのひとりです。
でも、昔の写真やアルバムをすべて処分してしまうのは、良いことなのか・・・と疑問視しているのが貯め代 (id:tameyo) さんご紹介の『家事のしすぎが日本を滅ぼす』です。
「手作り神話」「食器は毎食後洗うもの?」「外食は体に悪い?」などなど、私のような家事苦手人間には目からウロコの話題が満載です。
後半はミニマムな生活についての言及も手厳しく、私がすべてに共感したわけではありません。
でも「不要品はすべて処分しなくちゃ!」「部屋をきれいにしなくちゃ!」「実用的でない装飾品は必要ないのかな。」と気負う必要はないのだなと思わせてくれました。
元々カントリースタイルが好きだった私。
パッチワークやレースなどの小物やホーロー缶を部屋に並べて、心豊かに暮らしたいのです。
でも掃除下手な私は、そういった小物雑貨を埃だらけにしてしまい、部屋が乱
雑になってしまうのですよ😓
掃除下手だからこそ、片づけ下手だからこそ、物を減らしてシンプルなミニマムな部屋が向いていると思うのです。
ただ、完璧なシンプルライフを目指す必要はないのだな・・・とこの本を読んで肩の力がぬけました。
「おばあちゃんの家の居心地のよさ」というのも、納得できる部分もある。
物が溢れすぎている家はやっぱり嫌だけど、ほどほどでいいのかもしれない。
人それぞれ。
私のように仕事をしていない人間が言うのもおこがましいのですが、家事に手を抜いて女性がどんどん仕事を積極的にやるべきだというのは大賛成です。
2人の娘たちにもそうあってほしい。
また長男も「仕事をずっとこなしていく女性が理想だ。」と結婚前から名言していました。そしてそういった女性と結婚しました。
私が出産した頃、子供は母乳で育てるべきという「母乳神話」が話題になったことがありました。
その結果、母乳の出ない女性が苦しんでいました。
あと3歳までは母親は仕事を辞めて育児に専念すべきという「3歳児神話」も働く女性を苦しめました。
時代は変わる。
自分がやっている家事を見直すためにも、頑張りすぎる自分の呪縛から逃れるためにも、読んでみる価値がある1冊です。私は頑張りすぎないけどねw
1か月に3冊本を購入する
私が先月購入した本は、今私がリアルに向かい合っている、歴史、介護、家事・・・をテーマにした3冊でした。
AmazonのPrime Student(学生会員)は特典盛りだくさんですが、本3冊同時購入の10%ポイント還元は嬉しいです。
「いいな」と思う本があったら、とりあえずカートに入れて、欲しい本が3冊以上になったら、再度検討して購入するようにしています。
読み終わったら、長女にすすめたり、妹に譲ったり。
私、仕事している頃は、本を読む余裕がなかった。
フルタイムで働いているのに、すごい量の本を読む妹はすごい。
「通勤電車の中で読むのよ~」と言うけど、立ったまま吊革につかまって本を読める妹って超人かよ・・・と思ったら、ある日気をつけて電車内を見回したら、立ったまま読書している人けっこういる(笑)
私ならちょっと揺れただけで転ぶよ😓
こちらのもうひとつのブログもぜひご覧になってください。