私の母は、若い頃から片付けも掃除も苦手です。
本人曰く「片付けは苦手でも掃除はちゃんとやってる!」
いえ、片付けが下手だから、隅々まで掃除ができていなかったのです。
そんな母が高齢になったのですから、掃除がゆきとどくわけがありません。
私が同居するようになってから、不要品を少しずつ処分し、今はなんとかそこそこすっきりと暮らせるようになりました。
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テレビのニュースで「畳を粗大ゴミで捨てて・・・」というアナウンサーの言葉を聞いた母は、「うちは畳をやめてフローリングにしてよかったわねぇ。」と言いました。
私が同居するようになってから、断捨離をし、古い家具を捨て、ちょこちょこリフォームをしていますが、当初こそ「なんでも捨てればいいってもんじゃないのよ!」と怒ったことがありましたが、今は何も言いません。
おそらくきれいになった部屋は居心地がいいのだと思います。
北海道にいる義父母は、若い頃からきれい好きでした。
でも80代になった今、身体が思うように動けません。
掃除は、昔のようにはできなくなりました。
主人と義父が住んでいる家には、今ヘルパーさんが来てくださってますが、物が多いので雑然としています。
妹の旦那様のご両親(妹にとっての義父母です)。
2時間もあれば行ける距離に住んでいるのですが、妹夫婦はもう何年も行っていません。
お義母さまが「いいわよ、遠いから。」と訪問を頑なに固辞するのです。
お義父さまは身体もずいぶんと弱ってきているし、心配なので、先週は数年ぶりに義弟のみ突撃訪問で様子を見てきました。
とりあえずは元気だったようです。
なぜお義母さまは息子夫婦の訪問を嫌がるのか。
お義母さまは元幼稚園の先生で明るい性格。
とてもきれい好きで家の中はきちんとしていました。
でも。
たぶん。
年齢のせいで、掃除ができなくなってきているのです。
うちの母のようにもともとが掃除苦手な主婦と違って、きれい好きなお義母さまは家が乱れ汚れているのを人に見られたくないのです。
なので、息子夫婦でさえも訪問を拒否するわけです。
こうやって高齢者夫婦は孤立していく。
私は物を減らして、高齢になっても掃除しやすい家を作っていこう。
従弟がお土産に買ってきてくれたお餅。
ごめん、せっかく買ってきてくれたけど、お餅は母に食べさせられない。
喉に詰まったら大変だから。
だから。
私が全部食べたよ。
10個もあったのに。
3日で全部食べてしまったよ。