北海道の夏は短かった・・・と主人から画像が届きました。
海と空、この写真から寒さは伝わってきませんが、とにかくもう寒いらしいです。
日曜日の夜、先週はお休みでしたが、TBSドラマ「この世界の片隅に」を観ています。
胸うたれるとか、感動したとか、そして戦争の悲惨さとか、それ以前に10代の女の子の日常がこんなふうに当たり前にあったんだということにショックです。
わかっていたつもりだったのに。
戦国時代とかいう大昔ではなく、私が生まれる10数年前ですよ。ほんの最近です。100年前の話ではありません。
10代の女の子が、実家を離れ、知らない男性に嫁ぐ。(このお話では実は小さい頃に1度会っている男性ですが)
嫁いで次の日には、朝4時に起きて、たったひとりで近くに水汲みにいきます。お義父さんお義母さん旦那さんは寝床に入ったまま。手伝ってはくれません。
そしてたったひとりで家族全員の朝食を作ります。
その場面に涙が出てきました。
主人公はそれを不幸とは思わない。だって当時はそれが当たり前だったから。
私の10代は、サタディナイトフィーバーのディスコ時代からのバブルに突入、ボディコン時代へと続く。
家族のご飯の支度どころか、お弁当すら母に作ってもらい、アルバイト代はすべて洋服につぎ込むという青春時代。
贅沢はしていなかったけど、学校帰りにはラーメンやらたこ焼きやらパフェやら食べてたっけ。
「この世界の片隅に」の主人公すずさんが10代だった頃から50年もたってなかった時代ですよ。
家政婦さんならお給料がでる。
でもすずさんは(すずさんだけではなく、その時代の女性はみんなそう)お給料でるわけではなく、ただひたすら働く。奴隷?
このお話では、すずさんは旦那様のことを大好きになったから良かったけど、当時の女性の本心って、本当はどうなの?
以前、南こうせつさんのライブに行った時のトークが面白かった。
南こうせつさんのお母さまは、2008年91歳でご逝去されていますから、「この世界の片隅に」のすずさんよりは少しだけ前の時代ですね。
お父さま(ご主人)が亡くなられた後に、お母さまはポツリと「(お父さんのこと)本当は好きじゃなかった」と告白しています(笑)
南こうせつさん含む子供たちはズッコケたそうですよ。
この話は「徹子の部屋」でも披露しています。
妹が全巻買った。
で、貸してもらって、一気に読みました。
すずさんは丑年生まれ。
私の母は寅年生まれ。
まもなく92歳になる母は、すずさんより1つ年下の同世代です。
母は、すずさんほどの苦労はしてなくて、戦後名古屋でOL(事務員)も経験した後、父と社内恋愛、それもかなりの大恋愛をして結婚したらしいです。今ではその父の名前すら忘れている時があるけど。
hiro-beans-attack-no1.hatenablog.com
父の死後、わがままいっぱい、勝手気まま、言いたい放題。おもいきり幸せに生きているけど。
すずさん世代の高齢者の方、みんな今幸せですか?
夏クールの連続ドラマの残り1か月をきり、最終回が間近。
次の10月からのドラマは相葉ちゃんが獣医役の金曜日ナイトドラマが楽しみです。
可愛い動物たくさん出てくるといいな。