先週、羽田空港へ行く用事がありましたが、トランプ大統領来日で警戒強化の様子。厳戒態勢の雰囲気いっぱいでした。
連日テレビではその報道です。
で、1日中テレビを観ている母は・・・
まず朝の4時過ぎ。突然私の部屋に入ってきました。
「いつまで寝ているの?もう4時よ?」と言う母。
「そうね。4時ね。朝の4時。」と寝ぼけ眼の私。
「え?朝の4時?」
母は夕方の4時と勘違いしていたのです。まぁ、これは時々あります。
夕方の6時に「今は朝?夕方?」と昼寝(夕寝)から目覚めた時に母が言うことがあります。この逆パターンは私には迷惑です💦
でも母はこんな時は素直なので「あ、そうか・・・。朝の4時か。じゃあまだ寝ててもいいわね。」とあっさり引き下がってくれるのでありがたい。
でも今朝はそれだけでは終わらなかった。
次は朝6時。
部屋のあちこちを覗き込みだす母。
ゴトゴトとうるさいので、私も起きました。「どうしたの?何か探しているの?」
母「どこに行ったのかなと思って。もう帰った?」
誰がだよ(笑)
母「あの人よ、あの人・・・え~っと・・・」
テレビでは朝からトランプ大統領のニュースをやっています。
私はまさかと思いながら「トランプ氏?」
母「違うわよ。」
あ、さすがに違ったか(笑)
母「トランプ氏の奥さんよ。」
あ~そうきたか!
私「娘さんじゃなくて?」
母「もっと年とってたもの。奥さんの方よ。もう帰った?」
私はスマホでニュースを検索して「あぁ、安倍首相夫人の昭恵さんが銀座を案内してるみたいよ。『ミキモト』とか行ってるって。」
母は安心して「あぁ、そうか。よかった。」
ここで終わるかと思いきや💦
母「で、おかあちゃんは?」
話がすっとんだ(笑)
私「おかあさんのおかあさん?」
母「そうに決まってるじゃない。」
私「92歳で亡くなったよ。」
母「そんなわけないでしょ。私が91歳なのに(そこはわかってるんだw)なんで、おかあちゃんが92歳なのよ。」
私「もうずっと前。昭和の頃に亡くなったんだよ。」
母「え?私知らなかったのかしら?」
私「おかあさんもちゃんとお葬式に出たよ。」
母「お姉ちゃんは?」
私「おばさんも亡くなったよ。ママは長生きして、こんなに元気。よかったね。」
母は納得した様子。「そんなはずない!」と言い張ることは決してしない性格なので助かる。
で、ここで終わるかと思いきや💦
母「で、トランプさんも帰ったのかしら?相手しなくてよかった?」
また話がすっとんだ(笑)
私「トランプ氏は日本語が話せないから、私たちでは相手ができないのよ。大丈夫。ちゃんと英語話せる人が相手してくれたから。」
母「そうか・・・。それはよかった。」
これにて終了。
hiro-beans-attack-no1.hatenablog.com
普段、ここまで迷走妄想しないのだけど、寝ぼけるとこうなる。夢から覚めないのだ。
先週末から風邪薬を飲んでいるので、それもあって寝ぼけてしまったのだろう。
「なんだかちょっとまだ喉が痛いわ。薬飲みたい。」と言うので、今日は早めの朝ごはんにしました。
その頃はすっかり現実に戻っている母。
ちょっと夢の中へお散歩しちゃって、トランプ夫妻に面会してきたのね。
認知がすすまないように、どうかこの状態程度のまま、これ以上悪くなりませんように・・・。
いつの日か、私の手の届かない世界へ迷い込んでしまうのかなぁ。