空前の猫ブームですが、母が必ず観ているNHK「チコちゃんに叱られる」でも猫に関するお題が多くないですか?
昨日の「チコちゃんに叱られる」では、「なぜネコはニャーと鳴く」という質問でした。
猫さん「ニャー❤」って鳴きますよね。
相手を威嚇する時は・・・
「シャ~ッ」
本来、猫は仔猫の時に母猫に甘える時に「ニャァ」と鳴きますが、それ以外の場面では発情期や威嚇する時以外は鳴く必要がありません。
現在のイエネコの先祖はリビアヤマネコ。
リビアヤマネコは単独で行動するため、猫同志の会話は必要ないのです。
hiro-beans-attack-no1.hatenablog.com
けれども今の猫さんたちは、人間に向かって甘えた声で「ニャァ」と鳴きます。
うちの猫さんも甘える時というよりは、人間に要求する時に猫なで声を出します。
「猫砂、足りないんだけど。」
「このドア開けてくんない?外出したいの。」
猫は人と共存することによって、仔猫の時の鳴き声をオトナ猫も使うのです。
人間に対するアピールです。
子供の頃の性質を大人になっても持ち続けることをネオテニー(幼形成熟)といいます。
ネオテニーは頭蓋骨をはじめとする骨の形が子供の頃から大人になってもかわらない特徴をもちます。
犬は頭蓋骨の形が大きく変わりますが、猫は大人になっても変わりません。
ということで、「なぜ、ネコはニャーと鳴く」という問題の答えは
「そこに人間がいるから」
でした。
人間がいると甘えちゃうから鳴いちゃうんですね。