Bettyの備忘録

音楽備忘録と日々の出来事

92歳の母に、親族が亡くなったことを知らせなくてはいけない

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母の妹が亡くなりました。

叔母さんは母より3歳年下で、数年前からは名古屋の施設で生活していました。

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叔母さんは、名古屋の便利の良い場所の古民家(母の生家)で、長く独り暮らしをしていました。

雨戸のある古い家です。

数年前、毎日来てくださるヘルパーさんから、娘である(私の)従姉に連絡がいき「チャイムを押しても返事がない!」とのことで、従姉がとんでいき、古民家の鍵を苦労して開け(古民家なので、大変だったらしいです)、倒れている叔母を発見。

意識があった叔母は「休めば大丈夫」と強情でしたが💦そのまま救急車で搬送され、退院後は施設での生活となりました。そのまま今日に至ります。

 

叔母の死を母に伝えるべきかどうか悩みました。

母は4人姉妹の3番目です。

他の姉妹は、みんな亡くなりました。

最後に残ったのが母です。

自分の妹が亡くなったことをどう伝えようか。

大泣きするだろうな・・・。

 

「亡くなったのよ。」と直球で伝えない方がよいのではないか。

そんなふうにストレートに伝えたら、大泣きして、おかしくなってしまうかもしれない。

 

さりげなく伝えよう・・・と決意しました。

 

たまたま雑談の中で、母が「名古屋に帰りたいけど、もう妹も施設に入っちゃったし、泊まるとこもないわねぇ。」と言いました。

そこで、私が「あら、名古屋の叔母さんはもう亡くなったわよ。」とサラリと告白。

すると母は「あら?そうだった?」とこちらもサラリとした受け答えでした。

 

伝えたよ!私のミッション終了。

 

自分の妹の死がわからないまでに、認知が進んだのだなと思うと、複雑な気持ちではありますが、大泣きされるよりはマシと思うことにしました。

 

叔母さんが亡くなって数日後、まだ母が叔母の死を知らない時。

朝起きたら、母がゴソゴソと私の部屋に来ました。

「着替えなくちゃと思って。母屋から呼ばれたから。」

「母屋?どこの?」

「名古屋のに決まってるでしょ。」

今でも残っているその母の生家は、母屋と離れがあって、母とその妹は祖父母と一緒に離れで寝起きしていました。

「母屋から電話があったの。朝ごはんができたらしいわ。」と言います。

「おかあさん、母屋にも離れにも電話なんかあった?ないでしょ?」

母が名古屋に住んでいた昭和の初め頃には、自宅に電話がありませんでした。

母は「そうね。電話なんかなかったわ。このマンションに離れも母屋もないわね。」と現実に戻ってきました。

 

母は久しぶりに名古屋の夢をみたようです。

叔母さんは母に知らせにきたのか?

 

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ネコ子ちゃんも夢うつつ・・

 

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寒いよねぇ。毛布、毛だらけ😓

 

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う~ん、可愛い。

 

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