みなさま、こんばんは。
メリークリスマス🎄
相変わらず、「クリぼっち」を楽しんでいるBettyです。
昨日はまだジムで、昼はクリスマスZUMBAなど楽しんできたのですが、今日はジムはお風呂のみで、朝昼晩と正真正銘の「クリぼっち」+92歳の母・・・というクリスマスイブです✨
母がディケアサービスに行っている貴重な私の自由時間に、何気なくつけたBSNHKでちょうど「サウンドオブミュージック」をやっていたのです。
これに観入ってしまい、3時間もの貴重なクリスマスイブの午後を費やしてしまいました。
映画「サウンドオブミュージック」を初めて観たのは、たぶん小学生の時。
「ドレミのうた」とか「エーデルワイス」とか耳慣れた曲がこの映画に詰め込まれていたなんて!という感動でした。
「サウンドオブミュージック」は実話ですが、実話は映画よりもっともっと波乱万丈なのです。
マリア22歳で、47歳のトラップ大佐と結婚します。
映画ではそこまでの年齢差はなかった。
映画公開当時、トラップ大佐役のクリストファー・プラマーは35歳、マリア役のジュリー・アンドリュースは29歳です。
大佐の長女が「I am sixteen going on seventeen♪(私は16歳、もうすぐ17歳)」と歌っているわけですから、お父さんが35歳のはずがありませんね。
映画でトラップ大佐は何歳の設定だったんでしょうか。
Sixteen Going On Seventeen from The Sound of Music
実話では、トラップ家の第一子は男の子です。
他にもいろいろと史実との相違点があります。
映画でトラップ大佐は横暴な人格でしたが実際にはとても優しく、逆に癇癪もちのマリアをなだめる一家のまとめ役であったとか、逃亡はスイスの山越えではなく汽車だったとか、その逃亡は結婚11年後の出来事であったとか。
逃亡に成功したところで、映画は終わりますが、史実ではその後のマリアの生涯は山あり谷ありでした。
大佐は67歳で肺がんのため亡くなります。
マリアが亡くなったのは、記憶に残ってらっしゃる方も多いと思います。1987年、82歳でした。
大佐が亡くなった後40年間、マリアは自伝小説を出したり、それがベストセラーとなり、映画になったりミュージカルになったりして有名になるわけです。
ただ、この自伝小説を映画化した作品、ドイツでは「菩提樹」「続・菩提樹」として発表されています。
聞いたことないです💦
地元ザルツブルクを含むドイツ語圏で「サウンドオブミュージック」は不評で、逆にこの「菩提樹」「続・菩提樹」が「1950年代で最も成功したドイツ映画のひとつ」という評価を受けています。
また、オーストリアでは、トラップ大佐ことゲオルク・フォン・トラップは、制服が軍司史博物館に展示されるほどの英雄でしたが、当時の敵国であったイタリアなどではトラップは商船を攻撃した極悪人であり、それがイタリアと第二次世界大戦時に同盟国であったドイツに抵抗する英雄で格好よく描かれているという点で反感を買い、映画の上映が禁止されている町もあります。(ウィキペディアより引用)
こういった背景を考えながら第二次世界大戦前後の西洋史を学ぶのも面白いかもしれません。
二女の旦那様のご両親からいただきました。
「とらや」の羊羹です。
ひとつ妹にもお裾分けしました。
美味しくいただきました。
とても風の冷たい日でした。
みなさまXmasに浮かれて、お風邪など召しませんように、お気をつけください。