妹がみつけたたくましい筍。
アスファルトを突き破ってでてきた筍さん。
この時期になると、テレビでもブログでも筍料理が紹介され、母はテレビを観るたびに「筍、食べたいわぁ。」とつぶやきます。
北海道には竹やぶありませんから、私は筍を料理する習慣がありません。アクぬきとか面倒くさそう・・・
なので買ってきました。筍の土佐煮。
最近凝ってる地味弁にいれたら、美味しそう。茶色のお弁当美味しそう。
せっかく買ってきたお弁当箱を長女にあげてしまったので、ただのタッパーにいれたお弁当。
昨日も今日も地味弁。ハマってます(笑)
母の話。
「私の家は、竹やぶを持っていたの。なので春には毎年、採れたての筍を食べたのよ。新鮮な筍はとても美味しくて・・・。あの竹やぶはどうなったのかしら。ちゃんと管理してくれてるのかしら。」
あまり毎日しつこくその話をするので、母の実家に確認しました。
「え?あの竹やぶ!?あれ、ウチのもんじゃないの。借りてた土地よ。そんなのとっくに返して、今じゃ知らない人が家を建てて住んでるわよ。もう50年以上昔から。」
という、従姉の話を母に伝えても、「そんな筈ない!あれはウチの土地よ!知らない人が家を建てたって?ひどいわ。そんな勝手なことを黙ってするなんて。」と悲しむばかり。
91歳。記憶の入れ替えが都合よくおこなわれてるらしい。
でも、母は、私が買ってきたお惣菜の筍、「やわらかい。美味しいわ。」と喜んで食べてくれました。よかった~。