Bettyの備忘録

音楽備忘録と日々の出来事

義母がもしこの街に来ることができたら

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88歳の義母が入院してまもなく3年になる。

寝たきりではないが、もう手の筋力も足の筋力もなく、移動は車椅子。ご飯もひとりで食べることはできない。本のページをめくる力すらない。ご飯はお粥を中心とした介護食。けれど食べることは好きで、好き嫌いなくたくさん食べる。

生まれも育ちも、そして今現在も北の地。

今頃は雪に覆われているだろう。そんな雪景色を病院の窓から眺めているだろうか。

 

 私が北の地を離れて、実母の介護のためにここへ引っ越してきて半年が過ぎた。

hiro-beans-attack-no1.hatenablog.com

楽ではないが、妹の協力があり、ディケアサービスに助けられ、母の明るい性格も手伝って、介護に今のところそれほどの負担はない。

こうなると罪悪感すら覚える。

 

入院している義母はこのままでいいのだろうか。

 

子育てが終わり、介護に直面した私たち夫婦の選択は「セパレート介護」だった。

私が実母と同居し、主人は義両親のそばにいて時々義母の見舞いに行き、独り暮らしの義父の様子をみる。

でも主人には仕事もある。そばにいるといっても100kmほど離れている。

そして事件は起きた。

年末、義父が自宅で骨折をした。

義父は動けないまま数日を過ごし、新聞受けに新聞が溜まったままの状態を不審に思った新聞配達の方が市の福祉課に連絡をしてくださり、近所に住む叔母がかけつけ、大事には至らなかったものの、義父はそのまま入院となった。

義父81歳。もう独り暮らしは無理だ。

介護認定を受けていない義父だが、骨折した足は元に戻るのだろうか。少なくとも車の運転は無理だろう。・・・今年は免許の更新とか言ってたけど。

今まで車で30分弱の道を週に1回ほど、義母の病院へ見舞いにいっていた義父。それが最近は月に1~2回になっている。車の運転ができなければ、もう義母の病院までは行けない。

主人だって、月に1回くらいしか義母のお見舞いには行けない。

 

義母をこちらへ呼び寄せることはできないだろうか。

 

今日は、母のケアマネージャーさんとの月に1回の面談日。

相談してみた。

母が通う施設に義母も入所できないものか。

ケアマネージャーさん曰く、とりあえず義母の入院先からの情報が欲しいとのこと。

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②介護度

③服薬状況

④最近の血液検査データー

感染症の有無

⑥入院した病名

⑦入院当初からの経過

これらを明記したものを義母の病院から直接FAXしてほしいとのこと。

入所できるかどうかはそれから。

そして入所できたとしても、永遠ではなく、3か月後には出なくてはならず、その時は一時的に自宅で引き取り、その後また入所の手続きをとる。それを繰り返しながら、無期限に入所できる所を探すという方法を提案された。

 

とにかく、また新しい分岐点がきたようだ。

義母の意向を無視して話をすすめることは心が痛むが、検討してみよう。

義母の孫である私の子供たちも、こちらに来てもらえれば気軽に見舞いに来れる。私は毎日でも通いたい。

 

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雪の多い氷点下の地を離れ、このマンションだらけの場所に転居して、義母はなじめるだろうか。

いや、なじめるもなにも、たぶん外出できる状況ではない。

それなら慣れ親しんだ土地でたったひとりで病院にいるよりは、このコンクリートに囲まれた街で、孫たちの見舞いを楽しみに過ごしている方がいいのではないか。

すべては私の勝手な妄想だけど。

 

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疲れた。

頭が疲れた。

甘い物食べたかったけど、おやつが何もなかったので、ホットケーキ焼いた。

 

・・・美味しい。

 

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