目次
映画「関ヶ原」
以前から気になっていた映画「関ヶ原」を観てきました。
hiro-beans-attack-no1.hatenablog.com
石田三成は私がもっとも好きな武将。そして岡田准一さんも好きな役者さんです。
楽しみにしていました。
誰もが知っている「関ヶ原の合戦」
上手に描かないと、「今さら・・・」という感じですよね。
キャストあれこれ
島左近を演じた平岳大さんがかなりクローズアップされていました。
NHK大河ドラマでは菅田将暉さんが演じられてる井伊直政。映画では北村有起哉さんが演じられてましたが、なんか憎ったらしかった(笑)
「おんな城主 直虎」ではもっと爽やかに男らしくイケメン武将に描かれるんでしょうかねぇ。なんせ、菅田将暉さんですから。実際、井伊直政は頭よし顔よし、戦にも強い・・・という完璧な武将だったということです。
ナントカ官兵衛さんの息子の黒田長政も、福島正則も、徳川方はみんな憎ったらしかったけど、なんといっても憎ったらしかったのは徳川家康!
久しぶりに見ましたね、こんな家康。
だって、昨年の「真田丸」の内野さんも「直虎」の阿部さんもなんだかいい人じゃないですか。
だいたいが、徳川家康って、ヒール役になることが多かったんですけど。
役所広司さんのお腹がおもいっきり狸でしたが、この撮影のために身体つくったんでしょうか。
北政所がこれまた憎ったらしいおばさんなんですよ。めずらしくないですか?北政所って、ほとんどの作品で心おおらかな優しい美しすぎる肝っ玉かあさんという役回りです。
今まで、鈴木京香さんだったり、黒木瞳さんだったり、沢口靖子さんだったり、演じられる方も好感度抜群の美女ばかり。
キムラ緑子さんの北政所、よかったですねぇ。こんな北政所見たかったんです。
有村架純さんが可愛すぎて、忍びにはみえない(^_^;)
町娘でしょ。
後半、石田三成は「初芽♡」「初芽♡」としつこいし(笑)
私は人の顔を覚えるのが苦手なんですが、花野(中越典子さん)と蛇白(伊藤歩さん)が区別つかなくて、途中まで意味わからなかった。
歴史物って意味わからないと、だんだんストーリーが繋がらなくなるので、事前に下調べをしておくべきでした。原作を読んでおけばよかった・・・と後悔しました。
・・・とまぁ、いろいろ思うことはたくさんありましたが、結論「この映画、とても面白かった!!!」
ストーリーが良かった。
駒姫の悲劇
細川ガラシャ夫人の最期というのは今までもよく作品でとりあげられていましたが、駒姫に関する話が盛り込まれていたのは嬉しかったです。
駒姫は伊達政宗の従妹になります。
美しすぎたゆえに、わずか15歳で豊臣秀次の側室として処刑されます。
駒姫は側室といっても、1度も秀次とは顔をあわせていないのです。秀次に懇願されて、父である最上義光が断りきれずに側室に差し出すのですが、側室にあがるために上京する途中で秀次が切腹することになり、他の側室と同じく秀吉の命により、駒姫も処刑されました。たくさんの助命嘆願を秀吉は聞き入れませんでした。
映画では、石田三成も「せめて駒姫は・・・」と秀吉に助命嘆願をしていました。
後に、最上義光が関ヶ原の合戦で東側についたのは無理もないでしょう。
この東国一の美少女といわれた駒姫の悲劇は、あまり歴史ドラマでも扱われていません。
私の記憶では「独眼竜政宗」で、愛らしい坂上香織さんが演じられていました。
いつか大河ドラマで
わずか6時間で終止符となった「関ヶ原の合戦」
それでもそこに行きつくまでが、奥が深くて、いつか石田三成を主役にする大河ドラマをやってほしいな・・・と思うのですが。
その時、キャスティングは?
石田三成、誰がいいんでしょうねぇ・・・