昨日、ZUMBAを踊るために、夜8時頃出かけた。
私が出かける時、91歳の母はもうパジャマに着替えて布団の中でウトウトしていた。
私はZUMBAを楽しみ、お風呂にもゆっくり浸かって、楽しかったZUMBAに興奮しながら、ハイテンションで夜10時に「ただいま~♥」と帰宅した。
すると玄関に母が立っていた。
さっき出かける時にはパジャマだったのに、服に着替えている。ショルダーバックまで準備している。出かける仕度をきちんとしている。
???何が起こった???
母が「寝てたんだけど、起こされたのよ。お父さんに何かあったらしくて、すぐにでかけなくちゃ。」と言う。
「起こされたって?誰に?」私と母はふたり暮らしだ。他に誰もいない。
母は私に起こされたのだという。で、慌てて着替えて、私の部屋にいったら、真っ暗で誰もいないから変だなと思って、家の中を探し回っていたらしい。家の中といっても3LDKのマンションだ。広くはない。探し回って、外に行かなくてよかった。
「お父さんはどこに寝てるのかしら。」とまで言う。
私「お父さんって?ママのお父さんではなくて?」
母「違うわ。私の旦那さんよ。」
はい、父の七回忌はこの間終わってますよ~。さぁ、落ち着きましょう。
私が説明しようとする前に母の方から「私、寝ぼけたのかしら。」と言い始めた。
母がわけわからないこと言うのは、たいてい起きた直後。夢をみた後だ。
「そうね、夢をみたんじゃない?おとうさんはどこにいるかわかる?」と私が言うと、母は「愛人のところよ」と言ってプっと吹き出した(笑)そう、現実そんなこともあったね。
「亡くなったのよね。」と言い直した。
母は完全な認知症ではないけど、うたた寝すると、頭が夢から醒めないようだ。
私だってそんなことある。昼寝から飛び起きて「今、何時!?寝坊した!?お弁当作らなきゃ!!!あ・・・昼だったか。」みたいなことある。
だから、おかあさん、まだまだ認知症ではないよ、大丈夫。ま、ちょっと危ないけどさ。お薬も飲んでるから、そうそう進行しないよ。
先日は母が朝起きたなり、「夢みたのよ・・・」と言いだした。
「胡瓜をたくさんもらった夢。ウチでもたくさん採れたのに、こんなにたくさんどうしようと思って。確かお隣さんからもらったような。」
一戸建てに住んでいた時、父と母は家庭菜園を楽しんでいた。夢でその頃にタイムスリップしたのだろう。
「夢よね。すごくたくさん胡瓜をもらったの。ところで、あなた胡瓜いる?少し持っていく?」と言う。
だからぁ、それは夢だって自分で言ってたじゃん(笑)
持っていくもなにも、私とおかあさんは一緒に住んでるでしょ。
胡瓜、高くなってきた・・・ほんと、もらえたらどんなに嬉しいか(笑)
辛子漬にしました。
胡瓜4本
お砂糖大さじ3
塩小さじ2
ねり辛子3~4cm
それらをすべてジップロックにいれてシャカシャカ・・・と。
以前、職場の同僚に教えてもらってから、いつもお弁当にいれてました。今は母の朝ごはんの定番です。